三原山の火口が見たいということで行ってきた伊豆大島。
日本唯一無一の砂漠も見ることができるということでわくわくしながらのチャレンジ。
結果は波瀾万丈な1日でした。
行程
1日目
岡田港→地層断面→三原山→大島温泉ホテル
2日目
大島温泉ホテル→泉津の切通し→海岸遊歩道→大島公園/椿園/動物園→岡田港
出航
竹芝港に8時に到着し、チケットを引き換えます。
セブンアイランド結に乗りました。
多少揺れるけれど、激しく揺れることはそこまでない快適走行のジェット船に揺られて伊豆大島へ。
到着は岡田港です。
どの港に着くかはその日にわかります。
増発便もあり客を乗せたら次々に出発していました。
まずは地層断面図へ
バスはあるのですが、地層断面を見たあとに三原山登山口へ行くバスがないのでタクシーを利用。
岡田港から元町港を通って更に南の地層断面、バームクーヘンへ。
バス停の看板もバームクーヘンになっています。
タクシーの運転手さん曰く97層あるそうです。
道路の工事で削ったことで寄ってみつかったそうな。
続いて三原山山頂口へ
次は山頂口へ向かいます。
途中元町港を通りましたが、タクシーの運転手さん曰く何年か前に台風の土砂災害の被害にあった港らしいのですが、伊豆大島で一番活気ある街です。
天候の関係で船は元町港か岡田港につきますが、朝にならないとわからないそうです。
途中から山に入ります。あたりは木々ばかりになってきます。
伊豆大島は猪や熊はでませんが、キョンや猿は出るそう。
キョンは動物園から逃亡したものたちらしいのですが、真偽不明です
。笑
お話を伺いながらの山頂口までタクシー代約10000円でした。
山頂口についたら歌乃茶屋で腹ごしらえです。
下は天気がよかったのにここは標高が高く、雲に包まれています。
天気が悪いからか人もまばらですが、たくさんの人が利用できる広々とした茶屋でした。
島のりラーメンにしました。
麺も海苔も美味しい!
腹ごしらえしてスタートです。
表砂漠コースから登る予定だったのですが、ガスで数メートルくらいしか視界がないので、舗装されている山頂遊歩道コースに変更。
ここから登っていきお鉢回りをして大島温泉ホテルへ行くコースです。
ガスの中をひたすら40分ほど進んでいきます。
舗装されていて歩きやすい。
展望が望める場所でもガスってて白い世界です。
ところどころに噴火が起きた時に逃げ込むようのシェルターがあります。
山の上にある三原神社に到着。
風は少し強い程度だったので、お鉢回りをするとこにしました。
火口を含め何も見えません。
どうやら中央火口に到着したようですが、
火口は何も見えません。ここも真っ白な世界。
お鉢回りはまわりに遮るものが無く、風がどんどん強くなり吹き飛ばされそうと思ったことも。
あまりにも強い風が吹いた時は恐怖を感じて柵につかまりました。
レインウェアからはみ出た髪の毛はしけっていて。
雨は砂混じりでした。
下と山頂では気候が全く変わります。
裏砂漠も見下ろせると聞いていたのにそれどころじゃない。
時折雨もふりました。しんどい。
でも、ホテルまで歩くしかない。
足元は溶岩の石がじゃりじゃりして歩きにくい。
お鉢を回っていると大島温泉への道とぶつかるのでそこから下っていきました。
下っていくと風も止みました。
テキサスコースとの分岐までこんな風景が。
一時ガスも薄れました。
溶岩の岩地帯を抜けると草が沢山。
道は杭が打ってあるのでそれを目印にして歩きます。
道から外れたら迷子になりそうな場所でした。
こもれびもなく霧が立ち込めるトンネルを進みます。
うん、爽やかとは程遠いムーディーな感じだけどこれもいい感じ。
舗装路にでればすぐホテルです。
三原山は再チャレンジ確定かな。
大島温泉ホテルへ
大島温泉ホテルへは髪の毛はべちゃべちゃに全身しっとりな状態でのチェックインとなりました。笑
ホテルはどうやら補修工事中のよう。
HPにもその旨記載がありました。
お部屋はすでに布団が敷いてありました。
そして案の定、部屋の窓は工事の骨組みが。
夜は雨風が強くバタバタなびいてました笑
全体的に昔懐かしい感じのするお宿。
三原山登山の基点にするなら打ってつけです。
お夕飯は自分で揚げるスタイルが面白い椿フォンデュ。
名産の椿油で揚げ物ができます。
5時半から30分刻みで夕飯の時間も選べてありがたい。
夕飯はフォンデュ以外にも煮物など品数盛沢山でした。
宿の予約をするときに椿フォンデュなどメニューを選べます。
大きな宴会場で長テーブルでの食事ですが、お隣のグループとは席間隔が空けられていました。
温泉も本来は三原山を見ながら露天を楽しめたと思うのですが、雨が冷たかったです。
少し天気の運に見放されていた1日目。
明日が晴れることを祈ります。
アクセス
トラベルロードのGOTOトラベルプラン利用で1人19100円にて大島温泉ホテルとジェット船行き帰りのチケット付き。
竹芝⇔岡田港:約1時間45分
三原山火口へは、各港からバスも出ていますが、本数が少ないので注意。
旅行日:2020年11月7,8日
(注)情報は歩いた当時のものです。ご覧いただいている現在、変更されている可能性もあります。最新情報は、各公式サイト等でお調べください。