「2022つくばりんりんロード100キロウォーク大会」に参加しました。ウォーカーさんやスタッフさんに助けられつつ、諦めようかと思ったけれど、完歩できました。
コース
第1ステージ:つくば古道/21km
第2ステージ:筑波休憩所→岩瀬休憩所/41km地点
第3ステージ:岩瀬休憩所→筑波休憩所/61km地点
第4ステージ:筑波休憩所→ローソン土浦/81km地点
第5ステージ:ローソン土浦→筑波休憩所/100kmゴール
記録:23時間47分
つくば100キロウォーク歩き出し
開催前には、ゼッケンやTシャツも到着。「笑」だそうです(笑)
着てみた感じはこちら。かわいいし、素材も通気性に優れていて着心地満点でした。大会後は散歩着にしよう。
さて、今回のアクセスは筑波駅すぐの「つくばセンター」からつくバス北部シャトルに乗り、1時間弱で終点の「筑波登山口」へ。
受付をすると、カリントウ饅頭を貰えます。
貰ってすぐ食べました。サクサクの皮とあんこが美味しい。筑波休憩所から、目と鼻の先だから、ゴールしたら買いに行くことを目標に歩きます。
今回は、焦らず自分のペースを守っていこうと思います。
アプリで時速4.5〜4.8kmを守りつつゆっくり行く予定。
12時からフリースタートですが、最初の集団に入っても抜かされまくって終わるだろうと、少しずらして12時10分頃出発。
天気はとても良く、予報では明日30度超えだそうで、暑さが今回の懸案事項です。
ここで、前の人に着いて行ったらまさかの道間違い。他のウォーカーさんに指摘されて正しい道に戻るというアクシデント。とても焦りました。
六所大仏を通過。
他のウォーカーさんにジャンジャン抜かされていきます。何十人抜かされたことでしょう(笑)今回もみなさま速すぎて驚き。
風情ある街並みを通過し、りんりんロードに戻ります。
14時36分、小田城址に臨時エイドがありました。暑かったから嬉しい。
凍らせたドリンクをいただきました。
身体を冷やすことが出来て、筑波休憩所への道が楽になりました。
木かげがところどころ。
田んぼと筑波山にこれからずっと向き合うことになります。
どんどん筑波山が近付いてきます。
りんりんロードの道の上は、
潰れたカエル、粋のいいカエル、
押花になった元小鳥、元気なトカゲ、
ペシャンコのヘビ、とぐろを巻いたヘビ
など、生と死が入り交じっておりました。
16時20分、筑波休憩所に戻ってきました。第1ステージ終了!
パンやバナナ、お菓子が用意されていました。既に暑くて食欲が無くなっていましたが、食べなければとりあえずパンをいただきます。ライトが付くバッジも支給されます。さり気なく筑波山ハンコが押されたハガキが入っているのも嬉しい。
第2ステージは、岩瀬休憩所へ向かいます。
つくば市から桜川市に入りました。
筑波鉄道の配線跡がつくばりんりんロードになったため、駅があった場所に看板を置いてくださっています。
のんびりした雰囲気。
夕方になり、自転車とはほとんどすれ違わなくなってきました。
風がないときは、田んぼの水にまわりの景色が鏡のように映ります。逆さ筑波山!筑波山であってますよね?違う山?向きが変わるともはやわからない。
日が暮れてからのゲコゲコタイム
いよいよ日が沈む。
辺りが暗くなっていきます。
夜間歩行のはじまりはじまり。
ヘッデンといただいたバッジの灯りを付けて歩きました。
辺りは真っ暗。カエルの声が響き渡ります。
「暗いところで1人は怖いでしょ。一緒に歩いていいよ。」と言ってくださるウォーカーさんもいたり。優しい。少し後ろにつかせていただきました。だがしかし、ついて行くことがつらい。本当にスピードが出ない日。
20時40分、岩瀬休憩所に到着。
椅子がいっぱいなので地面に直接座ります。靴を脱いで靴下を乾かしました。
いただいた肉まんが温かくて美味しい。バナナのメッセージも元気でますね。
21時まで休憩し、第3ステージへ出発です。
ここで、まさかの足が痛くなってきて、眠いしテンションガタ落ちモードへ。
そんな時に話しかけてくれるウォーカーさんがいて、少しお喋りしました。
足が痛くてリタイアを考えていると伝えたら、「足は痛くなるもの。痛いのは1,2時間ぐらい。」や気の持ちようのお話してくださり、「そっか!」と納得したらめちゃくちゃ楽になりました。人と話すって偉大。そこからまた頑張れました。確かに足は痛いけれど、痛くなる場所は時間によって違うよね……気の持ちよう……。終わったら整体に行こう。
まわりを見る余裕が出てきました。空は満天の星空で、天の川まで見れる。ホタルも飛んでいて感動。久々にホタルの光を見ました。
しかし、夜は寒い。風が冷たい。昼間との差が結構ありました。パーカーを着て体温調節をしました。
日付変わって29日の1時28分、写真ブレブレですが61km地点の筑波休憩所に戻ってきました。
道の両サイドにライトを置いてくださっています。
カップラーメンが用意されていましたが、もはや食べる気ゼロ。持参の栄養ドリンクを飲んで終了しました。食欲が無いのは良くないですが、どうにもならん。しばらく飴や塩タブでやり過ごすことにしました。
ここで、リタイアしてバスに乗り込む人たちの姿が見えました。ポイント到着時にカードでチェックするとき、前の人がリタイア宣言をしていました。“私も”と言いたくなる気持ちをぐっとこらえる。今はまだ動けるが、残り40キロを歩ききれるか。
続く第4ステージは土浦への道です。
夜明けからゴールへ
4時前から空が白んでいきます。
のんびり歩いていると、先程のウォーカーさんと合流。
小田城跡のトイレが時間で閉まっていて、しばらくトイレなし区間なため、お手洗い行きたいだの、茂みで〜(オイ笑)だのアホなことを喋りつつ、一緒に歩いてくださいました。私の鈍足に合わせてくださる神でした。
続々とUターンしてゴールへ向かう人たちとすれ違います。
6時20分頃、ローソン土浦店に到着。関門時間にも間に合った。
支給されたのは、甘いパン。チョコクリーム、クリーム、あんこから選べます。
寝っ転がれるようにシートが敷いてあり、ゴロゴロ出来るようになっていてありがたい。
また、他のウォーカーさんがアイスの実を分けてくださいました。冷たくて美味しい。優しいよう。
ラスト、第5ステージです。残り20kmを切ったよ。
気温は明るくなったらみるみる上昇して、歩くペースがメクジのようになっていきます。
途中、足の小指に激痛が走り、見て見ると大きな水膨れのマメが出来ていました。
アイスの実の方に対処法を教えて貰い、近くのスタッフさんにも見守られつつマメを安全ピンで潰して絆創膏とテーピング。グッと歩きやすくなりました。本当に感謝。「自分で潰せないなら潰すよ」とビビりまくりの私に言ってくださるあなたは今回の神2人目です。
また、スタッフさんが、ところどころにドリンクエイドを作ってくださっていて、本当に助かりました。ノリのいいショッカーの兄さんがいたり、走りながら飴を握らせてくれた方がいたり、応援は本当に励みになると実感しました。
そして、お世話になった1人目の神的優しさのウォーカーさんと臨時エイドで出会い、ゴールまでご一緒することに。心強いです。
筑波山が近付いてきます。
時間には余裕があるため、休み休み歩きました。いや、休まないと歩けないよ。ふらふら状態でぶっ飛ばしてくる自転車にぶつからないように歩く。午前中は自転車が多く、端を歩きます。
12時、やっと到着!とにかく嬉しい。
ぼんやり待っていると、完歩証を印刷して裏にゼッケンを入れて、パウチしてくださいました。記念になります。
本当にみなさまの優しさに触れて、完歩できた大会でした。大会関係者のみなさま、お話してくださったウォーカーのみなさま、ありがとうございました。
帰りは、すぐ近くの沼田屋でカリントウ饅頭をゲットしました。
そして、バスで爆睡。電車でも爆睡。
帰宅して家族に「化粧浮いてる」と指摘されて、顔チェックをしたら、引くぐらいまだらでした。薄っすら日焼け止め下地とパウダーを塗っていったのです。
こんな化粧半剥がれクリーチャーな私に親切にしてくださったとは、みなさま神様仏様なのでしょうか。心より御礼申し上げたい。ありがとうございました。みなさまにいいことが沢山ありますように。
正直、足が痛過ぎた。PMSの時期にもぶつかり、気持ち的にもつらさがとてつもなくありました。そして、最近の歩きで足の両親指の爪が見事な紫色に変色し、成長が止まっており(おそらく剥がれ待ち)、帰宅して小指のテーピングを外したら爪が剥がれたり(何故か下から新しい爪生えてた)と、足爪もかなりボロボロです。
でも、不思議にまた歩きたくなるんですよね。参加できそうな100ウォークの大会を検索してしまう。
情報
開催日:2022年5月28日〜29日
スタート&ゴール場所:筑波休憩所(つくバス北部シャトル「筑波山口」バス停すぐ)
スタート&受付:12時〜13時、フリースタート
制限時間
21km筑波休憩所:28日17時
41km岩瀬休憩所:28日21時30分
61km筑波休憩所:29日2時30分
81kmローソン土浦城北店:29日7時30分
100km筑波休憩所/ゴール:29日13時
参加料:9000円
(注)記載した各情報は、歩いた当時のものです。ご覧いただいている現在、変更されている可能性があります。最新情報は、公式サイト等でお調べください。