苔むした岩を見ながら道を歩ける石老山(せきろうさん)に行きたかったのですが、台風で登山道が駄目になっていたので、復旧を待ち望んでいました。
ふとネットチェックしていたら、顕鏡寺コースはまだなようですが、新コースが整備されたということで、これは行くしかありません。
コース
相模湖駅→プレジャーフォレスト前バス停→箕石橋→チャレンジコース→石老山(標高702m)→東海自然道→箕石橋→プレジャーフォレスト前バス停→相模湖駅
いつもの寄り道inJR高尾駅
相模湖駅へ行く前に高尾駅のichigendoにて朝ごはんタイムです。
おにぎりもりもり食べましたが、おにぎり2個と飲み物で、米食べたいのならとろろご飯の500円の朝ごはんセットの方がお得な気がします。
お茶を飲み干したら、底にひょっとこがいました。かわいい。
JRの高尾駅のホームに戻ります。
いつもJRは素通りするので、ホームをじっくり散策したら3,4番線の端に大きな天狗様がいらっしゃいました。
高尾駅からは小淵沢方面へ1駅で相模湖駅ですが、1駅8分ありました。
登山口から展望台へ
相模湖駅につくと直ぐ目の前がバス停になっています。
9時発三ヵ木行に乗り、プレジャーフォレスト前で降りました。
信号を渡って、トレジャーフォレストを背に右に鳥居を見ながら道路を進んで行きます。
箕石橋を渡ると車道歩きですが、目の前が工事中だったので横を通りました。
友達が山アプリのGPSをつけてくれていて新しくできたチャレンジコース方面へ向かっていたのですが、まだアプリマップには反映されておらず、道なき道を歩いていることになっており不安に。引き換えして工事の方に確認したらここで合っていました。
教えてくださった方ありがとうございます。
台風で去年は石老山のコースが不通だったのを地域のみなさまのおかげで新しくコースができて歩けるようになり感謝でいっぱいです。
9時38分、登山口の看板があったので入り、まずは大明神展望台へ向かっていきます。
新緑の緑が綺麗です。
拓けたところから後ろを向くと相模湖が見えました。
右の藤の花もとても綺麗だったのですが、写真にするとわからなくなってしまいますね。
また、拓けた日が当たるところは土が乾いてさらさらの砂になり蟻地獄のようでした。
結構急なので滑るの注意です。(私は滑りまくりました)
道標も新しいです。
急な坂もありガイドロープに頼らないと私は滑って登れないところがありました。
流石チャレンジコースです。
実はその手前も急だったのですが、そちらはロープがなく恐怖でした。晴れが続いた後はサラサラ土で滑るのこと確実です。(私だけかも……)
休憩場所のベンチも新しいです。
基の切り口が切り立てホヤホヤ感でてました。
途中で元からある道に合流し、10時25分大明神展望台へ到着です。
展望はありますが、前の木々が元凶でした。
向かって左を見ると、富士山らしき白き山が葉と葉の間からチラチラ見えました。
10時32分大明神山山頂です。
展望は期待できませんが、小さな祠がありました。
前からあるコースでは、看板が年季が入っていて趣があります。
いよいよ頂上
大明神山山頂を過ぎると、岩がゴロゴロ地帯を登って行きます。
チャレンジコースの砂サラサラ急勾配よりずっと歩きやすくて通過も大変ではありませんでした。
尾根道が続いてこの辺は歩きやすい。(でも一瞬)
階段エリアに突入です。
友達が段数を数えていました。どうやら100段はあるようです。
階段を乗り越え、看板を見た横は......
頂上です。11時25分、ピークゲットしました。
道の途中の広場のようなピークで、ベンチもいくつかありここで休憩をとることにします。
顕鏡寺へのルートはロープで通行止めがされていました。
展望は一か所ひらけたところがあります。
この看板の右が、
富士山です。
ずっとチラ見えだったのをここでしっかり見ることができました。
手前は丹沢の山々だそうです。
山頂で30分弱休憩をして来た道を戻って行きます。
行きは気づかなかったのですが、切り株に困ったお顔が出来上がっていて、ほっこりしました。
この写真は友達提供のものです。写真撮ってるところを次いでで!とお願いして横で撮ってもらいました。ブログを書くようになってから写真は横が多くなったな。
崩壊箇所を通る下り
下りは大明神展望台の先の分岐までは同じ道を戻りました。
歩けるらしいと山頂でお話した方から伺ったので東海自然歩道の元からある道を行くことにしました。
緑ぼ多い道を行きますが、ところどころ乾いた砂が滑るゾーンがあり、もちろん私は滑りましたとも。
台風19号の被害の名残でしょうか。
道が木でふさがっていたところは、道のところだけ木カットされて歩けるようになっていたりと整備されているのを感じます。
ありがたいことです。
木の橋もボロボロ。この上で絶対ジャンプしてはいけないやつ。
苔むした岩がゴロゴロで想像していた石老山のイメージ通りの場所でした。
ですが、危険の貼り紙があるところも。
途中から道がほぼ消え、明らかに台風で起きた崩落の上をピンクロープを頼りに乗り越えるところがありました。
ピンクロープがきっちりついていたので本当にありがたかったです。
道が落ち着いてきたら、すぐ登山口です。
13時23分、この登山口を越え、バンガローのような場所を抜けると、朝の箕石橋の手前にでます。
14時23分のバスで相模湖へ帰りました。昼間は1時間に1本しかないのでバス時間要チェックです。
寄り道のカフェ
相模湖駅の真ん前のcoffee&lunch相模でおやつ(ランチ?)休憩をしました。
サンドイッチとココアで750円というお安さでした。
満腹になって帰路につきました。
ちょっとスリリングなところもありますが、アクセスも悪くなく、緑や巨岩を楽しみながら歩ける最高のお山でした。
アクセス
行き
相模湖駅より神奈川中央交通バスにて三ヵ木行「プレジャーフォレスト前」バス停下車、約6分200円
帰り
「プレジャーフォレスト前」バス停より相模湖行きにて終点まで、200円約11分
*行きと帰りで乗車時間が違うのですが、乗り換えアプリに表示された時間をそのまま記載しています。
登山月:2021年4月