密を避け、自粛生活で落ちた体力でも行けるアクセス良好な山はどこ!?と探して行ってみました八王子城山。
歴史を感じる城山に戦国時代へ思いを馳せながら登れる場所です。
楽かと思いきや落ち葉に足をとられ、苦手な下りが急でビビりまくった山歩きの話をします。
コース
霊園前バス停→城山(八王子城山・標高446m)→富士見台→高尾駅
行動時間:3時間46分
Ichigendoで朝ごはんからスタート
JR高尾駅北口を利用するときについつい入ってしまうのがIchigendo。
格安でモーニングのセットもあるのですが、今日はお握りとこぉか茶にしました。
パンも美味しいのでいつもどちらにしようか迷います。
腹を満たしたら、1番乗り場からバスに乗車します。
今日は友人yちゃんと一緒です。
久々に1人じゃないのでテンション上がります。
9時5分、霊園前・八王子城跡入口にて下車すれば、目の前には案内が。
迷わず進めます。
のんびり歩いて行きます。
畑や野菜の無人販売があったり、眺めを楽しみながら歩きました。
時間に余裕があればガイダンス施設へ寄ろう
9時27分、ガイダンス施設に到着です。
綺麗なお手洗いもあるそうなので入ってみることに。
スタッフさんもいて色々説明してくださいました。
八王子城の歴史が分かるビデオ(約6分)も見せていただき勉強になりました。
甲冑はNPOが作ったものだそうで、よくできています。
こちらが八王子城の立体模型。
これから登る場所ということでワクワクします。
館内は小さなミュージアムと言えるぐらい展示があります。
時間があればじっくり見たいところです。
注目どころとオススメされたのが、出土したベネチア産のレースガラスの器のレプリカです。
こういったものもあったんですねぇ。
スタッフさんはこれは信長公から賜ったものじゃないかと言われているとお話してくださいました。
折ってぐちゃぐちゃにしてしまったのですが、パンフレットも貰えます。
また、八王子城は日本百名城ということで、百名城スタンプも設置されていました。
スタッフさんに登山道のアドバイスまでしていただき、いざ出発です。
スタッフさんありがとうございました。
御守殿と御守殿の滝
まずは本丸まで登るのではなく、寄り道して御守殿と御守殿の滝を見に行きました。
管理棟を越え、本丸への道を右に分け古道を進みます。
八王子城は秀吉に小田原攻めの要として徹底的に壊滅させられた場所。
御守殿の滝は、敵に乱暴されたり首を家族にさらされるなら自害をと散っていった
婦女子が身を投げた場所だそうです。
心霊スポットとしても知られているそうですが、そんな気配などしないしよく分からなかったです。
今は朝だし関係ないよねってことでズンズン進みます。
まずは御守殿へ。
こちらが元からある旧(古)道です。
石畳の立派な入口を入れば御守殿跡です。
今は大きな広場になっていました。
基礎の部分でしょうか。
石が並んでいました。
詳しい説明板もあります。
そしてすぐ近くの御守殿の滝へ。
ちょろちょろしか水が流れていないし、写真はよく撮れませんでした。
水の流れはどこだ。
川も干上がっているのか落ち葉が積もっていました。
川が三日三晩、自害された方々の血で赤く染まったとのことです。
滝の手前には案内板とロープが貼られていました。
御供え物も置いてあり手を合わせて戻りました。
本丸跡へ登る
管理棟まで戻り、いざ本丸跡へ向かいます。
木の鳥居をくぐれば登山道です。
すぐに、旧道と新道との分岐になりました。
ガイダンス施設で、新道の方が見晴らしが良いと聞いたので新道へ進んでみます。
もう1つ鳥居があるのでくぐって登っていきましょう。
時折看板があり何が起きた場所が説明してあってわかりやすいです。
道標が所々にあるので八王子神社方面へ進んでいきます。
途中街が見渡せて見晴らし最高でした。
10時48分、八王子神社に到着です。
能舞台もありました。
そして、八王子神社の後ろを少し登った小さなスペースが本丸跡でした。
詰城と富士見台
詰城へと進んで行きます。
途中井戸ポンプがありました。
本当にお水がでました。
細めのトラバース道を進んでいきます。
11時18分、詰城に到着。
展望はあまりよくありません。
次へ行こうと思ったらこの写真のあたりで道を見つけられず、一瞬迷いました。
この看板が私たちの進行方向からは見えませんでした。
アプリのGPSを確認して進みます。
だんだんと登山道が初心者の私には分かりにくく、狭くなっていきます。
道を見つけにくく、こっちでいいのかと思う場面が詰城以降は多かったので、アプリのGPSつけておいて良かったです。
地味にアップダウンの繰り返し。
そして、光が差し込まず薄暗めな感じがしました。
雪がサイドに残っていますが、寒さは感じません。
11時43分、富士見台に到着です。
狭いですがスペースがあります。
富士見台は尾根のところで日差しが差し込み明るくて休憩にもいい場所です。
拓けたところから富士山見えるかなと思いましたが、生憎見えませんでした。
下山して高尾駅へ帰る
あとは駅に向かって下りるだけと思ったら丸太が転がっていました。
よく見たら人が通る分だけ切り出してある。
ここからの道は比較的、下りが大変苦手な初心者ハイカーの私にはつらい道でございました。
落ち葉に覆われた急な道をロープを補助に1人ずつ下りて行きます。
落ち葉があると下の段差や岩に気付かないことがあり躓いたりしてしまいました。
トラバース道も幅が細めで落ち葉で滑ったらまっ逆さまになりそうな場所もあるので慎重さが必要だと思います。
12時41分、最後に階段を下りれば登山道は終了です。
高速横の道を歩いて行きます。
なんと、途中サルの群れがいました。
分かりますでしょうか。
この写真の中に3匹はいます。
ルート上にいたので、恐る恐る通り過ぎたら、サル達のほうが林の中へ入っていきこちらを警戒するように見ていました。
襲われないかドキドキしてたのですが、きっとサル達も同じことを思っていたのかもしれません。
ここからはのんびり歩け、天気も良好でとてもいい気分。
トンネルをくぐって高速の下を通ったりしながら荒井バス停方面へ進んでいます。
高速道路を見上げながら歩く場所も。
梅も咲き初め。
荒井バス停を通り過ぎ、途中に小仏の関跡を発見。
公園になっていて、駒木野バス停がすぐ近くにあります。
あとは、小仏バス停と高尾駅を繋ぐバスのルート道を高尾駅へ向かって歩いて行くだけ。
途中、ランチできないかと飲食店を覗いて見ますが、ほぼ閉まっており気付いたら駅でした。
緊急事態宣言の影響でお休みしますと貼り紙があるところが多かったです。
13時31分、JR高尾駅北口にゴール。
ありがとうございました。
城跡を観光でき、山も満喫できる盛り沢山のルートでした。
山好きの方だけでなく戦国時代好きにはたまらないと思います。
アクセス
行き
JR高尾駅北口から1番バス乗り場より
西東京バス [霊園11]宝生寺団地方面、宝生寺団地行にて約5分「霊園前・八王子城跡入口」下車
運賃¥190
他の系統のバスでもこのバス停を通るので、利用する時間で乗り換え案内の検索してみてください。本数はそこそこあります。
帰り
高尾駅北口
登山日:2021年2月1日