2019年11月末の2泊3日岡山旅行中日の話です。
岡山と言えば瀬戸内、瀬戸内と言えばアートということで、2日目は瀬戸内のアートな島に行こうと思いました。
JR岡山駅にホテルをとったので日帰りできる岡山の島を探して犬島に行ってみることに。
アートと綺麗な景色を満喫できる犬島の話をします!
犬島とは
犬島は岡山市東部の島です。
犬島には、海水浴場や犬島精錬所美術館、犬島「家プロジェクト」の作品などを見て、ゆったり散策を楽しむことができます。
犬島へ
まずは電車に乗り西大寺駅へ。
写真はバス停で待っている時に見た西大寺駅です。
朝9時半過ぎに到着しました。
次はバスです。
バスはほぼ時間通りにやってきましたが、バスの本数はあまり多くないので注意しましょう。
バスからの景色も是非楽しんで欲しいところで、街から昔ながらの港町に移り変わっていきます。
最後の方は細い一方通行の道をバスが進んで行くのでドキドキしました。
西宝伝バス停の直ぐ目の前が港になっています。
いよいよ犬島への船にろりますよ!
犬島行きの乗り場は看板通りに行けば直ぐです。
船の料金は300円で、出港の時間が近くなると近くの家からチケット販売の方が出て来て対応してくれます。
使えるのは現金のみでした。
小銭を用意しておくと便利です。
犬島は宝伝から3キロ弱の距離なので、10分ほどで到着します。
11時発の船に乗りました。
降りたところにガイドマップもあります。
美術館を見てのんびり散策しながら家プロジェクトの作品があれば見ていくことにしました。
犬島港の目の前には、犬島精錬所美術館のチケットセンターがあります。
まずチケットを購入しました。
犬島精錬所美術館
犬島精錬所美術館は、銅精錬所の遺構を保存再生した美術館です。
チケットは2100円でチケットを購入したら、美術館入口までチケットセンターから少し歩きます。このチケットで家プロジェクトも見ることができます。
ちなみにチケットセンターには、ミュージアムショップとカフェが併設されています。
ここが入口です。
館内は撮影禁止でした。
五感に訴えてくるような展示で趣深かったです。
外には遺構があり見て回ることができました。
煙突や工場跡が雰囲気たっぷりに遺されており、過去に思いを馳せることができます。
島内を歩く
美術館と遺構を楽しんだあとは、家プロジェクトを見つつ集落を散策しながら、島の反対側まで行ってみることにしました。
曇りがちですが天気もそこそこよく歩きやすい日でした。
海岸も歩く予定だったので、靴はスニーカーにしました。
石職人の家跡です。
歩くと民家の間にあるアート作品に出合います。
撮影NGな作品もあるので注意書きをきちんと読む必要があります。
家プロジェクトは撮影禁止のものもあったので撮影しませんでした。
歩いていくと、反対側の浜にでました。
石の彫刻作品「スケッチ」があります。
海が綺麗です。
日が差すと海の色が緑に輝いてみえます。
毎日見ていたい眺めでした。
しばらく海岸沿いに歩いて、犬島くらしの植物園まで行くことにしました。
自然な感じに植物が植えられていて、ガラスハウスもありました。
とても落ち着く場所でした。
少し進むと犬島の島犬がいました。
タイルで出来ていて可愛いのです。
こちらは休憩所です。
休憩所もアート!
集落の中の小さな菜園の前にもアート作品がありました。
一通り見終わったら、お昼時だったのでミュージアムカフェでランチを食べました。
名物のたこめしをおにぎりにしたたこむすび(510円)と犬島ジンジャーソーダ(520円)を食べました。
おにぎりがホカホカでいい案配にしょっぱくてたこのお出汁がきいて最高でした。
ジンジャーソーダも歩き回った身体に染み渡るうまさでした。
一通り見終わったので13時55分初の定期船に乗り宝伝港へと戻りました。
この時間の船は人が少なかったです。
ざっくり2時間半ぐらいで見て回ったのでじっくり楽しみたい方は、次の15時25分の船がいいのかもしれません。
船の本数は少ないので注意です。
瀬戸内芸術祭の期間ではなかったためか人も多くなく、のんびりした雰囲気の中島内を散策することができ、現代アートを楽しめました。
現代アートが詳しくわからなくても雰囲気で綺麗だな、不思議だな、と感覚でアートを感じることができます。
アート島を日帰りで楽しみたい方にはオススメの島でした。
アクセス
ここでは岡山駅からのアクセスをご紹介します。
他の島から犬島へアクセスすることもできます。
①JR岡山駅より赤穂線でJR西大寺駅へ。(20分240円)
②JR西大寺駅より両備バス宝伝線西宝伝バス停へ。(30分520円)
③バス停から徒歩2分で宝伝港に着きます。
宝伝港から定期船に乗り犬島へ。(10分300円)
(続く)