千葉県の富津市と安房郡鋸南町にある鋸山は標高329.4mの人気の低山です。
ピークハントというよりは、絶景を楽しみに登りたいという人にオススメです。
何故なら私は2回行って2回ともピークを踏んでいません。
石切場跡や海などの絶景を楽しめたり、他にも見所が沢山です。
電車でもフェリーでもアクセスでき、どちらも利用したことがあるので、2018年の10月と12月に行った時のことをまとめてお話します。
コース
電車利用時
浜金谷駅→登山口→分岐→地球が丸く見える展望台(東京湾を望む展望台)→分岐→日本寺→堀田駅
フェリー利用時
金谷港→登山口→分岐→地球が丸く見える展望台(東京湾を望む展望台)→分岐→日本寺→ロープウェイ→金谷港
どちらも私は4時間はかかりました。
展望台と石切場へ
浜金谷駅または金谷港から登山口へと向かいます。
途中ヒカリモ群生地がありました。
光っているところ見てみたかったです。
他に関東ふれあいの道コースなどがあるのですが、車力道コースから行きました。
このコースは実際に昭和61年頃まで石切職人が石を下ろしていた道だそうです。
登山道に入っていきます。
樹林帯を登って行きました。
ところどころに道標や地図がありわかりやすいです。
しばらく行くと急な階段がはじまります。
段差があってきついのです。
結構な体力を削られます。
まわりの皆さんもヒーヒーしている方が多かったです。笑
登っていけば、石切場跡があらわれます。
迫力満点です。
石切場として使用されていたときに使われていたものが残されていました。
アニメの世界に潜り込んだような気分になります。
上の写真は途中にあった展望台よりの眺めです。
石切場跡と海が素晴らしい眺めでした。
そこからまたしばらくいくと、地球が丸く見える展望台にたどり着きます。
ここから港街と広がる海を見ることができました。
山から海を見るって贅沢な気分になりますね。
実はこの展望台をちょっと戻った前の分岐から頂上にも行けるのですが、1回目は疲れ果てて断念、2回目はコースタイムより遥かに時間を過ぎても辿り着けず、大変不安になり戻りました。
山頂に行かない登山、、、そんなこともあります。
逆に言えば山頂に辿りつかなくてもとても楽しめるんです。
またもやアニメ感満載の雰囲気場所を通過しつつ日本寺へと向かっていったのでした。
日本寺で大仏様を見る
日本寺の料金は600円です。
入口を入ってすぐのところに百尺観音がいらっしゃいます。
世界戦争戦死病没殉難者供養と交通犠牲者供養のために石切場跡に作られたそうです。
石切場あとを通って進んで行くと、展望台があります。
そこには地獄のぞきというスポットがありるのですが、地獄のぞきに向かうにもかなりな階段を登りました。
息があがります。
ここまで来ると登山客以外にもロープウェイで登ってきたり、ツアーできた観光客が沢山いました。
地獄のぞきに行く途中にこの写真を撮ることができます。
ネットでよく見るアングルをゲットです。
そして、日によってはこの地獄のぞき並びます。
私も少し並びました。
見なきゃ損と並んで下を覗いてみると高い!
岩と木々が遠い!
高いところ苦手な方は完全アウトです。
千五百羅漢はさくごし本当に沢山羅漢がいます。
ズラッと並んでいました。
フォトジェニックな石の仏様が沢山いますが、この日本寺内しっかりまわると1時間はかかりそうですし、石段が沢山あり体力を奪っていきます。
大仏様です。
大きくて見応えばっちりでした。
すぐ近くに御守りなどを売る売店やお手洗いがありました。
自販機もあり飲み物も購入できます。
保田駅へ
電車で帰る場合、仁王門から保田駅へと向かっていきます。
ここから50分位歩きました。
表参道を通っていきます。
お散歩にはうってつけの道です。
山がもう遠くに見えます。
景色を楽しく見ながら歩けば保田駅までは辛くはないです。
電車の本数が少なめなのには注意です。
東京湾フェリーに乗って、金谷港でアジフライを食べる
フェリーで帰る場合は金谷港に行かなければなりません。
前述のように保田駅までいくならば、浜金谷へ一駅乗って歩いてもいいのですが、ロープウェイを使用することもできます。
ロープウェイは片道500円で利用できます。
入ったところとは別の西口からでて少し歩くとロープウェイ乗り場があります。
乗り場には山頂の看板がありました。
ロープウェイに乗り、金谷港まで歩いていきます。
金谷港近くのtheFishにてアジフライ定食を食べました!
金谷港はアジが美味しいんですよ。
アジフライなど海鮮が楽しめるお店が結構あります。
時間になったらフェリーに乗って帰るだけです。
三浦半島に房総半島、どちらも見ることができました。
絶景や見どころいっぱいの鋸山は、登り堪えもありますし美味しいご飯も食べられ観光もできる最高の山です。
アクセス
電車の場合
行き
JR内房線浜金谷駅
帰り
保田駅
又は
久里浜港より東京湾フェリー(約40分)にて金谷港から行くことも可能
フェリーの場合
京急久里浜駅からタクシーで約8分(約800円)
または京急バス2番のりばより「東京湾フェリーゆき」約10分、「野比海岸ゆき」約12分(200円、ICは195円)のバスを利用。
東京湾フェリーの料金は、片道800円、往復1450円
神奈川の方はフェリーがオススメ、千葉周辺の方は電車が近いかと思います。