実は私、宝登山に初めて登った2年前までロウバイ(臘梅)を見たことがなかったんです。
梅が咲くよりも少し早い時期に黄色くてとってもかわいい花を咲かせるロウバイ。
長瀞アルプスを登って行った先には濃厚な薫りが充満する宝登山ロウバイ園が待っています。
3000本のロウバイ(臘梅)が山頂で見られる宝登山を2020年1月31日に歩いた時の記録です。
コース
秩父鉄道野上駅→20分→萬福寺→長瀞アルプス130分→宝登山/497m→50分→阿左美冷蔵→15分→秩父鉄道長瀞駅
約8.8km
約3時間35分(休憩や食事時間含まず)
急行臘梅号に乗ろう
アクセスは下記の通りです。
行き
秩父鉄道野上駅
帰り
秩父鉄道長瀞駅
ロウバイ園の見頃にあわせて急行臘梅号の運転あります。
駅の窓口にてロウバイ型の急行券(210円)も買えますよ。
急行電車に乗るには急行券と普通乗車券が必要です。
乗車距離に寄ってはフリーきっぷがお得。
購入可能な駅や期間は秩父鉄道のHPをチェックしてください。
https://www.chichibu-railway.co.jp/
私はこの切符がほしくて急行の時間を調べて行きました。
この切符毎年デザイン違うんですよ。
長瀞アルプス
スタートは野上駅からです。
目の前の道を進んで行きます。
道標にしたがって20分街を歩いていくと、萬福寺で、その横を行けば尾根道が続く長瀞アルプスへの入り口です。
ここから登山道に入っていきます。
途中私有地も通ります。
協力金を入れるboxもありますので、小銭の用意が必要です。
尾根道に入り登ったり下ったり。
分岐があっても道標があるので道に迷うことはありません。
途中舗道に入るのですが、
舗道歩きを20分ほどしたら、毒キノコ注意の看板があります。
ここから200段の階段を登れば宝登山山頂です。
最後のこの階段がきっつーいです。
無理せずゆっくり進んでいきました。
宝登山山頂とロウバイ園
山頂には売店があります。
甘酒や干し柿などのお土産、神社の御朱印を購入することができます。
焚き火があって人が沢山いました。
ちょっと肌寒いんですよね。
宝登山神社奥宮もあるのでお参りしました。
登山者や観光客が列を作っています。
そして斜面にはロウバイが広がっていました。
一面が黄色い花の世界で、ロウバイの上品ないい香りが漂います!
山頂に登ってくると香ってくるんです。
とても広くてのんびり楽しむことができました。
福寿草も咲きはじめていますが、まだ少ないです。
見渡す限り黄色のロウバイ、足元には黄色の福寿草がかわいい。
そして、遠くには武甲山も見えます。
しっかり石灰岩の採掘による削れた部分もみえるそうです。
とにかくいつか登りたい。
さて、山頂を満喫したら下山です。
5分ほどで下りられるロープウェイもありますが、体力も有り余ってるので、長瀞駅へ向けて50分ほど下りていきます。
下りも迷うことがない道になっていて、道幅も広いところが多めです。
下ったら登山道を抜けて左へ行くと宝登山神社ですが、今回は神社でお参りをせず、甘味タイムにしました。
阿左美冷蔵のかき氷
宝登山神社参道にある阿左美冷蔵さんは、夏場はものすごく並ぶのですが、1月は並ばずに入れます。
ご覧ください。こちらが阿左美冷蔵さんのかき氷です。
秘伝みつ極みスペシャル(1500円)をいただきましました。
秘伝みつプラス白あん、抹茶あん、小豆あんがついてくるというありがたーい天然氷のかき氷!
冬だから寒いと思う方は一度このかき氷を食べてみてください。
荒く削った風に見える氷は口の中ですうぅっと消えていきます。
上品なお味のみつやあんたちとのハーモニーが最高です。
登山で火照った身体を適度に冷まし、糖分を注入してくれます。
ありがたい食べ物ですね。
味に飽きることがあれば、梅干しを齧ればまた無限にいただけます。
このように、初めて食べた阿左美冷蔵さんのかき氷に感動しながら店を後にし、長瀞駅へと向かったのでした。
美味しいものも食べられロウバイを楽しむことができる宝登山。
時期をもっと後にすれば梅とロウバイどちらも楽しむことができます。
毎年訪れたくなること間違いなしのコースでした。