簡単な登山は何回か経験したから、
今度は標高がそこそこあるところで稜線を歩いてみたい、日本百名山にもチャレンジしたいということで行ってきました。
低山だとずっと樹林帯であまり眺望がよくないこともあるけれど、
それだとちょっと物足りなかったので行ってきました日本百名山の大菩薩嶺。
ここでは晴れていれば稜線歩きをしながら遠くまで広がる景色を見ることができるので大好きな山の1つになりました。
大菩薩嶺とは
大菩薩嶺のいいところは2057mと標高のある山ではありますが、バスでそこそこの標高まで行くことができます。
秩父多摩甲斐国立公園にある日本百名山、山梨百名山です。
大菩薩嶺は初心者から上級者向けまで様々なコースがあり誰でも楽しめます。
コース
私は初心者向けのルートで行きました。
上日川峠→(25分)→福ちゃん荘→(唐松尾根60分)→雷岩→(10分)→大菩薩嶺/2057m→(10分)→雷岩→(45分)→大菩薩峠→(40分)→福ちゃん荘→(20分)→上日川峠
の約3時間半の周回コースです。
大菩薩嶺を歩く
私は2019年11月半ばに訪れました。
高尾駅から乗り換えてJR中央本線甲斐大和駅まで向かい、バスの中で爆睡して気付いたら上日川峠でした。
そこからえっちら登っていくのですが、上日川峠と福ちゃん荘にお手洗いがあるので利用しました。
お手洗いが近い私にはトイレチェックが必須です。
福ちゃん荘を過ぎて歩いていくと登りがはじまっていきます。
だんだん木々が開けてきて富士山や南アルプスが見えますし、
甲府盆地も見渡せます。
そして岩場をえっちら登って行きます。
ここちょっときついぞ!と思ったら横をかわいい小型犬がぴょこぴょこ通り過ぎていったり、体力つけたいと思いました。
岩場を過ぎれば雷岩に到着です。
休憩スポットになっているので岩に登って一休みしました。
その後、頂上へ。
頂上は木々に囲まれ展望はありません。
ピークハントを済ませたら雷岩まで戻りそこから、いよいよ稜線歩きに突入です。
大菩薩湖の向こうには富士山がました。
感動の光景を見ながら下っていきます。
ですが、景色に見とれて動かないでいると寒くなってくるし、
風がこの日は強くて耳元でびゅうびゅう風の音がしました。
でも景色綺麗だからついつい足がとまるけれど寒いから歩きだすの繰り返し。
そうこうしながら、賽の河原を通過し大菩薩峠まで進んでいったのでした。
ほうとう
お腹が空いたら、ロッジ長兵衛や福ちゃん荘では山梨名物ほうとうをいただくことができます。
福ちゃん荘のほうとうを食べようかと思ったのですが、まさかの出来上がりまで60分かかるとのことで、断念しました。
行きに予約していけばよかったと反省しました。本格的なほうとうなのでしょう。
もう少し下った上日川峠のロッジ長兵衛では20分ぐらいで出来上がるとのことで、こちらでほうとうをいただくことにしました。
また、バス停の目の前なので帰りも安心です。
待つこと20分、土鍋に入ったアツアツの煮込まれたほうとうがやってきました。
晴れていたので外のテーブルでいただきました。
カボチャをはじめ様々な具材が煮込まれていて美味しいです。
うどんもいい煮詰まり具合で、ゆずがほんのり香ります。
標高1620mの上日川峠で食べるほうとう幸せの味でした。
一緒に甲州ワインも飲んじゃいました。
後は帰るだけだし、最高です。
お土産も販売しているのでここで買うことができます。
ワインやシロップ詰めのフルーツなどなど、山梨ならではのお土産がありました。
食べ終わってのんびりしたら目の前のバスに乗って帰るだけです。
帰りはもちろん爆睡でした。笑
百名山にチャレンジできる稜線歩きでした!
アクセス
JR中央本線甲斐大和駅から英和交通バスで40分の上日川峠へ上がっていきます。
駅のすぐ目の前にバス停があるのでわかりやすいです。
バスの料金は片道1020円で降りる時に支払いました。
前は1000円だったそうですが、増税で値上がりしたとのことです。
バスは4月~12月の土日祝日の運行です。
時期によっては平日運行もあるのでサイトにて確認しましょう。
シーズン中のバスはとても混雑するとありましたが本当に混雑していました。
同じバスに乗ろうという待ち合わせだと
混雑時補助席まで使われることもあり、出られなくなってしまったりするので駅での待ち合わせをおすすめします。
人が多いと臨時便も出ますが、車がある方は上日川峠に駐車場があるので車が便利です。
電車やバスは本数少ないのでチェックが必要です。